彼女は理想の妻

私の理想的な妻です。

彼女は１歳下で大学時代に知り合ってからラブラブな恋人関係を続けていましたが
就職も決まり仕事に集中する日が多くなってきてからはたまに結婚のことも考えるようになりました。
恋愛は楽しく付き合っていた彼女ですが結婚を考えた時から彼女は嫁さんとしてはどうなのだろうと思っていました。
結婚生活の理想は明るい家庭を築いていく妻の役割と子供ができれば子育てする母親の役割と
親友のように何でも相談できるお嫁さんで何時までも若くて綺麗な女性であって欲しいのです。
久しぶりに休日のデートは気持よくお話するために高級レストランの食事にしました。
二人前で何万円もするディナーはもちろん僕がゴールドカードで支払いました。
食事中に何となく彼女と結婚の話題になったので自分の理想の結婚生活について話してみたら

穏やかな顔をした彼女は「ふざけないでアンタみたいな男と結婚するわけ無いでしょ」と言いました。
それから何時間もずっと彼女に失礼を謝りつづけてやっと機嫌を直してもらいました。
僕が一生懸命に謝ったら許してくれる彼女は理想の妻になってくれそうです。



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聞き耳を立てる猫　第3話「私の理想的な妻です。」